宮之浦岳山行その3(2012/5/1)
コンバンハ
昨日はブログ更新途中で挫折しました。
いさおでございます。
さて、本日もそんな危険性をはらんではいますが 苦笑
頑張って更新します。
宮之浦岳山行3日目。
前日に、縄文杉を見て、宮之浦岳と永田岳に登頂しておりますので、
本日は下山するのみ。
ルートは、鹿之沢小屋でご一緒した方に、マニアックと言われた 笑
鹿之沢小屋 = 桃平 = 岳の辻 = 永田BS
永田歩道を通り、永田バス停まで下山します。
※ 記事中の写真はサムネイルです。クリックすると拡大表示します。
・・・が、少々機嫌が悪かったので、非常にヤル気のない写真
ばかりとなっております(苦笑 理由は本文中で)
鹿之沢小屋出発はちょっと遅れて6:20
でも、小屋に泊まった10人ぐらいの人の内、3番目くらい。
今日もカッパを着込んでスタートします。
序盤、モチロン先行者などはいないので、行く手には大量のクモの糸。
そして藪こぎあり、崩れてしまったところあり。
昨日の永田岳から鹿之沢小屋までも荒れていましたが、お世辞にも
整備された登山道とは言えない道。
天気も悪く、樹木帯の中の道ですので、景色もなく、
せいぜい癒してくれるのは、こんな小さな沢(滝?)
渡渉もあったり。
今までならば、アウトドライだぜっ!ってな感じで余裕で通過するところ
ですが、今回の山行では既にブーツの中はグチョグチョ(ソールから浸水)。
地味な道標だけが建っている桃平を7:20に通過。
この頃になってくると、ルートを探すのもにも苦労するようになります。
踏跡もはっきりせず、踏跡をたどっていても突然ルートがなくなったり、
一応リボンが結んであったりしますが、距離が遠かったり、小さかったり。
そんな訳で、なかなかペースが上がりません。
朽ちかけた(っていうか腐っている)道標の岳の辻へは9:05着。
相変わらず解りづらいルートに半分キレながら、下っていきます。
そして、何処らへんだったでしょうか?
例によってルートをロスト。
目を凝らしてリボンを探します。
・・・
・・・あった!
20mほど先にリボンを発見。
近くにルートらしきものが見当たらなかったので、目の前の斜面を
少し下ろうと足を一歩踏み出した瞬間・・・
土だと思っていた一歩踏み出した場所は、落ち葉が被った木の根。
しかも斜面と同じ方向に伸びている。
踏み出した足は、支持力を得ないままズルズルと滑り出し、
一瞬『このままじゃマズイ・・・』と思って、無駄な抵抗を試みたのが
悪かったのか、更には転がり出してしまう始末。
『何処かで木にあたって止まりそうなものだが、頭にあたったらマズイなぁ』
こういう時、人間意外と冷静 苦笑
転がり始めて1回転半だったか(意外とすぐだった)。
右手が何かに引っ張られ、逆さの状態で急停止。
止まったのはありがたいが、逆さの状態から起き上がるのに四苦八苦。
ようやく起き上がり、状況を把握。
どうやら5メートルほど滑落して、手に持っていたストックが2本の木の
間に挟まって止まったらしい。
お陰で右手親指の付け根を捻挫(突き指?)しましたが、命拾いしました。
そんなエピソードを交えながら、なおも解りづらいルートに悩まされ続け、
12:00ちょうど永田歩道入口に到着。
・・・写真でも解りますが、もはや廃道?ですな。
ここまで、水場らしい水場がなく(地図には水マークがありましたが)、
昼食もとれずにいたので、ここで昼食タイム。
歩道入口脇の滝(?)で、コケて汚れたカッパやらを洗います。
(すでに汗でグチョグチョなので着たまま 笑)
昼食と洗濯(?笑)であわせて1時間ほど昼食タイムをとり、再び下山。
ここからは、林道歩き。
そして
駐車場を通り過ぎ、
13:25日の出橋脇の横河渓谷入口に到着。
ここでバス停までの道のりを地図で確認。
13:40無事永田バス停に到着。
気になるバスの時間ですが・・・20分前くらいに出発したばかり。
・・・で次は?・・・1時間半後・・・汗
まあ、こんなものです。
あそこでメシにしてなければ・・・なんて考えません 笑
ゆっくり後片付けをして、ザックをバス停に置いたまま周囲をウロウロ。
高い山が見えてますが・・・見なかったことにしましょう 爆
このあと来たバスに無事乗り込み、今回唯一屋久島でとった宿に向かい
宮之浦岳山行を終えたのでした。
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