宮之浦岳山行その3(2012/5/1)

いさお

2012年05月10日 22:34

コンバンハ

昨日はブログ更新途中で挫折しました。

いさおでございます。



さて、本日もそんな危険性をはらんではいますが 苦笑

頑張って更新します。



宮之浦岳山行3日目。

前日に、縄文杉を見て、宮之浦岳と永田岳に登頂しておりますので、

本日は下山するのみ。

ルートは、鹿之沢小屋でご一緒した方に、マニアックと言われた 笑

鹿之沢小屋 = 桃平 = 岳の辻 = 永田BS

永田歩道を通り、永田バス停まで下山します。



※ 記事中の写真はサムネイルです。クリックすると拡大表示します。

  ・・・が、少々機嫌が悪かったので、非常にヤル気のない写真

  ばかりとなっております(苦笑 理由は本文中で)



鹿之沢小屋出発はちょっと遅れて6:20

 

でも、小屋に泊まった10人ぐらいの人の内、3番目くらい。

今日もカッパを着込んでスタートします。



序盤、モチロン先行者などはいないので、行く手には大量のクモの糸。

そして藪こぎあり、崩れてしまったところあり。

昨日の永田岳から鹿之沢小屋までも荒れていましたが、お世辞にも

整備された登山道とは言えない道。



天気も悪く、樹木帯の中の道ですので、景色もなく、

 

せいぜい癒してくれるのは、こんな小さな沢(滝?)



渡渉もあったり。


今までならば、アウトドライだぜっ!ってな感じで余裕で通過するところ

ですが、今回の山行では既にブーツの中はグチョグチョ(ソールから浸水)。



地味な道標だけが建っている桃平を7:20に通過。

この頃になってくると、ルートを探すのもにも苦労するようになります。

踏跡もはっきりせず、踏跡をたどっていても突然ルートがなくなったり、

一応リボンが結んであったりしますが、距離が遠かったり、小さかったり。

そんな訳で、なかなかペースが上がりません。



朽ちかけた(っていうか腐っている)道標の岳の辻へは9:05着。

相変わらず解りづらいルートに半分キレながら、下っていきます。



そして、何処らへんだったでしょうか?

例によってルートをロスト。

目を凝らしてリボンを探します。



・・・



・・・あった!



20mほど先にリボンを発見。



近くにルートらしきものが見当たらなかったので、目の前の斜面を

少し下ろうと足を一歩踏み出した瞬間・・・



土だと思っていた一歩踏み出した場所は、落ち葉が被った木の根。

しかも斜面と同じ方向に伸びている。



踏み出した足は、支持力を得ないままズルズルと滑り出し、

一瞬『このままじゃマズイ・・・』と思って、無駄な抵抗を試みたのが

悪かったのか、更には転がり出してしまう始末。



『何処かで木にあたって止まりそうなものだが、頭にあたったらマズイなぁ』

こういう時、人間意外と冷静 苦笑



転がり始めて1回転半だったか(意外とすぐだった)。

右手が何かに引っ張られ、逆さの状態で急停止。



止まったのはありがたいが、逆さの状態から起き上がるのに四苦八苦。

ようやく起き上がり、状況を把握。

どうやら5メートルほど滑落して、手に持っていたストックが2本の木の

間に挟まって止まったらしい。

お陰で右手親指の付け根を捻挫(突き指?)しましたが、命拾いしました。



そんなエピソードを交えながら、なおも解りづらいルートに悩まされ続け、

12:00ちょうど永田歩道入口に到着。

 

・・・写真でも解りますが、もはや廃道?ですな。



ここまで、水場らしい水場がなく(地図には水マークがありましたが)、

昼食もとれずにいたので、ここで昼食タイム。



歩道入口脇の滝(?)で、コケて汚れたカッパやらを洗います。
(すでに汗でグチョグチョなので着たまま 笑)



昼食と洗濯(?笑)であわせて1時間ほど昼食タイムをとり、再び下山。


ここからは、林道歩き。



そして


駐車場を通り過ぎ、



13:25日の出橋脇の横河渓谷入口に到着。


ここでバス停までの道のりを地図で確認。



13:40無事永田バス停に到着。
 

気になるバスの時間ですが・・・20分前くらいに出発したばかり。

・・・で次は?・・・1時間半後・・・汗

まあ、こんなものです。

あそこでメシにしてなければ・・・なんて考えません 笑



ゆっくり後片付けをして、ザックをバス停に置いたまま周囲をウロウロ。


高い山が見えてますが・・・見なかったことにしましょう 爆



このあと来たバスに無事乗り込み、今回唯一屋久島でとった宿に向かい

宮之浦岳山行を終えたのでした。


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