2013年11月27日
剱岳山行(2013/7/15)
コンバンハ

モバイルWi-Fiルーターの接続が不安定で、日々イライラしてる者です。
・・・おのれド◯モめっ! 怒
改めまして、いさおでございます。
さて、ツルタテ二日目。
いよいよ本丸の剱岳を攻めます。
剣山荘 = 剱岳 = 剣山荘 = 剱沢 = 剱御前小舎
= 室堂ターミナル
剣山荘より剱岳をピストンし、そのまま室堂ターミナルまで戻ります。
※記事中の写真はサムネイルです。拡大表示して御覧ください。
・・・とか言いながら、悪天候に加え、あまりにも必死すぎて写真を撮る
余裕がなく、枚数が極端に少なくなっておりますが。。。苦笑
以前山小屋で一緒になった方からのアドバイスどおり、カニのタテバイの
渋滞を避けるために早立ちを決行します。
剣山荘4:00出発。
考えてみれば、この悪天候で登山客も少ないので、あわてることも
なかったような気もしますが。
剣山荘を出てすぐに雪渓の洗礼。
さすが『岩と雪の殿堂・・・』とか思いながら、アイゼン装着で安全第一で
行くことにしますが、あっという間に雪渓終了。
脱着のほうが手間でした。
雪渓以降はほぼ一般登山道。
40分ほどで一服剱に到着。
・・・暗いので写真イマイチ・・・いつものことか?苦笑
徐々に明るくなってきたものの、天候は昨日とあまり変わりがなく。。。
風も相変わらず・・・ま、昨日の一ノ越ほどではないが。
いよいよクサリ場も出現。
だんだん剱岳の頂へのムードが高まります。
前剱へは5:25着。
すでに必死過ぎて、写真を撮る枚数が極端に減っています。
クサリ場でビビリ過ぎているのか、コースタイムも地図に書いてある
時間と同じか、それよりも遅いっていう体たらくっぷり。。。
・・・したい言い訳はありますが、あえて書きませぬ。
やがて何か小屋のある場所にさしかかります。
そこが平蔵のコルで、建物はトイレだったってことは、あとから地図を見て
分かりましたが、ここを何の気なしに通り過ぎてしまいます。
そして、しばらくすると本日の最難関となる場所。
ガスのため足元が何m切り落ちているのか解りませんが、とにかく崖に
張られたクサリが手がかりで、足がかりは岩を横に走る溝。
その溝に足を乗せるのに難儀します。
・・・ココが例の場所だとは、気づかずに 苦笑
なんとか難所を乗り切り、そのまま進んでいくと、
突如・・・
頂上到着 爆
7:00でした。
途中、すれ違った方から教わったのですが、どうやら平蔵のコルから
タテバイへ行かなければならないところを、ヨコバイへ進んでしまった
ようです。
ちなみに、そのすれ違った方もヨコバイを登ってしまったのだとか。
何しろ何も見えないので、大して登頂の感動もなく、ビュービューと
横風に吹かれること4~5分。
頂上を後にします。
・・・感動のあまり涙を流す人がいると聞きますが。。。
再びヨコバイを通り、剣山荘まで戻ってきたのは9:15。
室堂発の最終バスまでには十分間に合いそうです。
小屋でバッヂとTシャツを購入し再出発します。
ここから、高低差が少なそうでしたので、剱御前と剱沢の間のルートを
進むことにします。
・・・ところが、
20~30分進んだあたりで、ルートは雪渓の中へ。
顕著な踏跡も見つけられず、しばらくウロウロ。
どうにもルートがわからないので、あきらめて引き返すことにします。
1時間くらいロスしたでしょうか?
剣山荘近くまで戻り、昨日の逆ルートで剱沢へ。
道に迷っている間にも
徐々に天気が回復傾向にあるのでしょうか?
時折、上の写真のような風景が見られるようになります。
剱沢小屋を通り過ぎ、登り返し。


地図の所要時間ではそんなに長い時間ではありませんが、昨日の下りと
いい、本日の登り返しといい、なんだか長く感じます。
11:25剱御前小舎到着。
小屋前の立派なトイレを借り、雷鳥坂を下っていきます。
下り一辺倒で多少飽きましたが、その名のとおり、多数の雷鳥と遭遇。
雷鳥坂だけでも5~6羽と遭遇しました。
・・・撮れた写真はイマイチだったので載せませんけど 苦笑
雷鳥坂の終盤は雪渓歩き。
軽くグリセード気味にスピードを上げて下って行くと、
テン場が見えてきました。
その雷鳥沢キャンプ場へは12:30着。
まわりの雪渓絡みの風景といい、ナカナカのシチュエーションです。
建物も見え、もう室堂に近いのかなぁ?って思いましたが、
ここからが長かった 苦笑
雷鳥荘までの登り、そしてそこから増える観光客。。。
雨も止み、決していい天気ではありませんが、軽装の観光客でごった返す
登山道・・・もはや遊歩道か?
そのなかを70Lのザックの重装備で突き進むワタクシ。
無事室堂ターミナルに着いたのは13:20。
早立ちの成果もあって、余裕を持って室堂まで戻ってこれました。
精も根も尽き果てたワタクシは、観光客でにぎわうターミナルでおみやげを
物色することもなく、すぐさまバス待ちの列へ。
そのまま、次発のバスへ乗込み、一路扇沢。
天気も回復傾向でしたし、せっかくの3連休でしたので、
もう1日遅らせればいくらかマシだったかもしれません。
何はともあれ、天気の良い時に再び行ってみたいですね。
以上、ツルタテ無事終了
