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昭和生まれの自称ナイスサラリーマン。
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Posted by naturum at

2015年08月29日

幌尻岳山行(2015/08/13)

本日、かの山に登っているかもしれませn。



コンバンハパー

本日も予約投稿、いさおでございます。

いよいよ最後の瞬間を迎えているかと。

・・・っていうか、この記事の前に携帯から速報を投稿してそうですが。



そんなリアルタイムの山から遡ること2週間 苦笑

今回のネタも、北海道ツアー・・・の最後。

正に北のラスボス、幌尻岳です。

この幌尻岳を登れたら、百名山を半分踏破したと言っても良いという

ハナシもあるくらい。

といいますのも、幌尻山荘の予約の取りづらさにあるようです。



なので、今回のルートは

新冠林道北電ゲート = ニイカップポロシリ山荘 = 山頂

 = ニイカップポロシリ山荘(泊) = 新冠林道北電ゲート

アプローチの長さが玉にキズですが、先ほどの予約の煩わしさが無い、

新冠側からニイカップポロシリ山荘で一泊するプランとしました。

この二日間の行程を確保するため、前日に無理して阿寒2座を

トライしたのでした。



※記事中の写真はサムネイルです。クリックで拡大表示します。



車中泊したのは、新冠の道の駅。

トイレとかの問題で、山奥で車中泊する気になれませんでした。

1時間もあればゲートまで着くだろうと簡単に考えていたのですが、

ダートの林道の長いこと長いこと。

まあ、レンタカーでもソコソコ楽しんで走ってしまいましたけども 笑



ゲート前の駐車スペースに着いたのは、すっかり明るくなってから。

急いで最終準備をしますが。。。

靴を履こうとした時に気が付きます。

靴紐が切れかかっていることを・・・っていうか、糸1本で繋がってる感じ。

ん?・・・何の気なしに引っ張ってみると?


・・・フツッ・・・(プツって擬音よりも軽い 笑)


何の手応えもなく切れました。。。


・・・


・・・えええ~!?


こんな時に、こんな場所で、何ということでしょう? (加藤みどり?笑

独りあたふたします 苦笑

・・・狼狽えること数分。。。

なんとか落ち着きを取り戻した脳ミソがナイスアイディアをたたき出します。

・・・結べばイイじゃん。。。

簡単・・・かつ単純。。。

こんなことを思いつくのに時間をかけ過ぎです 苦笑

しかし、その修復作業中に、またもや失敗。

紐を結びやすいようにと、紐をループから抜いて、切れた部分を結んだ

までは良かったのですが。。。

散々踏んづけてきた靴紐の先は、当然バラけてます。

そして、そんな先端の紐は、ループを通ることを頑なに拒否します。



再び途方に暮れるワタクシ・・・

しかし、こんなことで諦めるわけにいきません。

Z80CPU並のオツムをフル動員して、手立てを探ります。

何か硬くて尖ったものがあれば、どうにかなりそう。

ん?このクダリはブログで使えるか?・・・と余計なこと考えたり 苦笑

いつもの山行ならば、マルチツールなんかを持っているんですが。



そして、再びナイスアイディアを叩き出す私のオツム 笑

尖っていて固いもの・・・爪楊枝?・・・は無いけど、割り箸なら。

割り箸を折って爪楊枝の代わりにするやつの応用です。

・・・しかし、そんなにスンナリとはいかず。。。

一度諦めかけますが、他に有効な手段も見つかりませんので、

しつこく粘ります。



・・・15分経過。

どうにか、2箇所のループに紐が通りました! 嬉

・・・まだ出発してないのに字数使いすぎです 爆



残りの準備(・・・といっても、靴を履くのは最後のほうだったりしますが)を

整え、5:45ゲートを潜ります。


あ~・・・

何か、出発する前から、一仕事終えたような気がしてきました。

サスガ北のラスボス・・・は、関係ないか 笑



さあ、ココからは巻いて行きましょう。


ただ、本日は登頂までが至上命題ですので、そこら辺は少し急ぎます。


橋の上の第二(?)ゲート。

明らかに自転車を意識したものと思われますが。。。

ザックを通すのに苦労します。

っていうか、こんなゲートを乗り越えてまで自転車を利用しようとするのが

判りません。。。

今回の山行中も、何人か見かけましたが。。。



そんなことを思いつつ、しかし余裕はありませんので、先を急ぎます。


見上げれば、青い空・・・スミマセン、人物の名前を思い出しました 苦笑

このまま持ってくれれば・・・てなことは、ありえないんでしょうけど。



ドコらへんだったでしょうか?

ココらへんって言われても判りませんが。。。苦笑

林道端に2羽の大きめの鳥を見かけます。

ニワトリ?こんなところに?

ちょっぴり見たことのありそうな羽色。

・・・ん?雷鳥?ひょっとしてエゾライチョウ?アップ

確かに、ビジターセンターかなんかで写真観ましたが。。。

今まで稜線近くでしか雷鳥を見たことがありません。

果たして、林道脇なんかに居るもんなんでしょうか? 謎



雷鳥はウェルカムなのですが、やはりヤツとは出会いたくないもの。

周りに注意を払いながら進んで行きます。


9:00位だったみたいですが、奥新冠ダムと思われる堤体が出現。

を?・・・もうそろそろ小屋に着きますか?

地図には19kmの林道歩きと書いてありますが、単純にに林道歩きなら

5km/hイケるだろうと踏んで行程を決めていたので、進み具合が

気になります。

その後の行程にも影響しますし。




やがて、林道終点。


まだありますねぇ・・・山荘まで。



ん・・・?


雲も増えてきちゃいました。



9:35ニイカップポロシリ山荘に到着。


予定通りアプローチ4時間でしたが、出発の遅れは挽回できず。。。

これからの死闘に向け、カロリー補給とハイドレーション整備。

そして、シェラフやらマットやらをデポします。

10分ほどの小休止の後、再出発。

ココカラが本番です。



登山道はとりあえず沢沿いを進みます。

ガケをトラバーするような道だったり、笹薮だったり。

やがて、急に登り始める登山道。

しかも、あまり踏まれていないのか、新しい道なのか、

笹を刈ったばかりのように、笹の茎がツンツンしています。

そこに足を乗せると滑るっていうのは、経験上解ってはいるはず

なのですが。。。

何度かコケそうになりながら登っていきます。



それにしても、エライ勢いで登り続ける登山道。

そして、アイツが出てきそうな笹ヤブ。

足りるだろうと思っていた、3リットルの水ですが、ドンドン消費します。

・・・最悪、上の方の水マークで補給しなければ。。。



見晴台と書かれた道標が立つ場所に到着。


なんか降ってきそうな雲行き。。。

急いだほうが良さそうですが、そんな余裕もありません。

昨日のダブルヘッダーの疲れが残っているのでしょうか?



もう少し上がったところから、


ダム湖も見えています。

そんな眼下の景色よりも、頭上の空模様のほうが気になる状況ですが。



11:30中間点と書かれた道標の前を通過。

まだ中間・・・

っていうか、何処と何処の中間?



11:55急に視界がひらけ、沢を渡ります。


地図上の水マークのところでしょうか?

下山中と思われる方が水を汲んでいるようです。

ワタクシは、あと1リットルは残っているので、とりあえずはスルーします。

この先の消費量にもよりますが、帰りに考えましょう。



ココからは、背の高い木が無くなります。

天気が良ければ、見晴らしが良いのかもしれませんが。

っていうか、この雲行き・・・今にも降ってきそう。。。

雨はまだしも、ゴロゴロってきたら身を隠す場所もありません。

てなことを考えながら歩いていたら?


・・・ポツリ・・・ポツリ・・・


降ってきました orz

そして、次第に強くなる雨脚。

カッパを着ようかと一旦ザックを下ろしますが、この期に及んで濡れる量も

変わらんだろうと、パックカバーだけ装着し、自身はそのまま行くことに。

・・・暑いので。



一時的に強まった雨も、降ったりやんだり。

濡れて滑りやすくなった岩の上を慎重に歩いていきます。

それよりも、カミナリが来ないことを祈るばかり。



12:50新冠コース分岐。

もはや余力もありません。

頂上まで10分の道のりで、何度ルートを見失いそうになったことか。



13:00丁度。


どんだけ~・・・・いやいやいや

いよいよ残り1座でございますよ。

なんて感慨にふけるのかとおもいきや・・・

・・・直ちに下山開始です 苦笑

真っ白ですし、何よりカミナリ怖い。。。



そんな急ぐ気持ちとはウラハラ。

いつもよりも大幅ペースダウンで降りていきます。

やはり、連日連夜(?)の、山&サッポロクラッシクの疲れ(?)が

でているのか。



下りだというのに、立ち止まる回数が増えます。

久々です、このくらいダメダメなの。

・・・って思うことも、幾らか精神的ダメージになっていたかもしれません。

なんとか樹林帯まで降りて、一安心。

何となくカミナリの恐怖から開放されます。

しかし、鬼のような登りは、鬼のような下りでもある訳で、

やはりペースが上がりません。

笹ヤブで足元見づらいし。



終盤、登っている時にすれ違った方々に追いつきます。

・・・そんなに遅いペースって訳でもないのでしょうか?



時間をたっぷりかけて急坂を降りきり、沢沿いの道。

登りの時は、そんなに感じませんでしたが、この沢沿いの道も結構長い。

幻想を見ていたのか、時折建物が見えたような気がして、小屋に到着した

気分になったり 苦笑



なんとか、ニイカップポロシリ山荘到着。15:30。

・・・すると、結構な人入り。

途中でスレ違った方や、ワタシの後に登ってきた方々なのでしょう。

真っ暗になってから到着した人が居たのはオドロキでしたが。。。



着替えて、少し落ち着いたところで、かなり早めの夕食。


??? 爆

こんなのを運んできたからバテバテになるんですよ 苦笑

そして、飛行機に乗る関係上、コンロ持ってこれませんでしたので、

保存食系ばかりの夕食。

空腹に任せて夕食にしてしまいましたが、時刻は17時だったか、

18時だったか。。。

ビールもなくなると、何もすることも無くなりますので就寝。。。

長い一日もようやく終了。。。



と思いきや、深夜に死闘を繰り広げるハメになります。

・・・ネズミと 苦笑

近くに気配を感じて目覚めます。

粗方の食料は、物干しロープとかにぶら下げておいたのですが、

何故か床に置いてあるワタシのザックにネズミの人気が集中。

・・・何故私のザックだけ?

何回か追い払った後に気が付きます。

彼らの狙いはハイドレーションに入ったポカリでした。

気づくのが遅れて、ハイドレーションには穴を開けられ、

ザックは水浸し(いやポカリ浸し?)になってしまいました。

ポカリを処理して死闘終了 苦笑



翌朝の起床は3時。

これから山頂を目指す人達と同じタイミングで目を覚まします。

っていうか、死闘のせいで、寝てたのか、起きてたのか。。。

朝食用の菓子パンをかじりながら、出発準備。

山頂を目指す人達よりも先に出発します。

確か4:00。

そして、往路と同じく掛け値なしに4時間かけて北電ゲートに到着。




北のラスボスついに陥落チョキ

しかし、ほぼほぼ地図通りのコースタイム。

当初通り、日帰りなら14時間掛かっていたところでした。

っていうか、羅臼、斜里、阿寒、幌尻と、何となく地図に書いてある時間の

余裕が少なかったような気がします。

これからプランをたてる方は注意したほうが良いかもです。



さて、残すは1座となりましたチョキ




  

Posted by いさお at 19:10Comments(0)幌尻岳