2011年10月06日
荒川岳(悪沢岳)山行その2(2011/9/24)
という訳で(どういう訳? 苦笑)、
改めて荒川岳に登ります。
本日のルートは
椹島ロッヂ = 千枚小屋 = 千枚岳 = 丸山
= 東岳(悪沢岳) = 中岳 = 荒川小屋(泊
)
悪沢岳を経て、荒川小屋まで行くことを目標とします。
途中、千枚小屋でペースを確認して、時間的に余裕が無いようならば、
椹島に引き返します。
※ 記事中の写真はサムネイルです。クリックで拡大します。
ロッヂを出発したのは5:20・・・珍しく早出 苦笑
どうしても、荒川小屋まで行きたかったので、朝のコーヒーは割愛。
林道を少し歩き、

5:35登山道に到着。
・・・イキナリ下ってますけど 笑
序盤は斜度もなく、沢沿いを進みます。
少し崩れているところもあったり、沢になっているところもあったり。
しばらく行くと、吊り橋。
これを渡ると、斜度が増し、汗が出てきます。
とても静かな登山道。
他に登っている人がいるのかと心配になります。
ただ、真新しい踏跡があるので、先行者はいるようです。
・・・昨日の踏跡かもしれませんけど。
樹林帯の中の道だったので、景色を楽しむこともなく、
写真を撮ることもなく黙々と歩いていると、
突如、鉄塔の足元に出ます。6:30。
電力関係の鉄塔ですかね?中電の札とかがやたらありましたし。
なおも樹林帯の中を進み続けると、
残念な光景 笑
車で来ることができるようです。
(ま、許可車両のみですけどね。)
んでもって
残念な光景その2 苦笑
林道が悪いとは言いませんけど。
そんなこんなで、初めのチェックポイントの清水平到着は8:00。
ほぼ地図のコースタイム通りのようです。
少しペースアップしたほうが良さそう。
オヤツで軽くエネルギー補給をして、先を急ぎます。
更に樹林帯の中の登山道は続きます。
ただ、青々とした空が木々の間から見え、そろそろ視界が開けてきそうな
雰囲気は出てきます。
やがて、見晴台と札の掛かった岩の前に到着。8:40。
振り返ると?
ドドーンと・・・?
・・・何山? 笑
おそらく千枚岳あたりでしょうか?
見晴台という割には、手前の木が視界に入ります。
何枚か写真を撮り先へ。
視界が開けそうで開けない樹林帯の中を進み、
10:00千枚小屋に到着。
小屋からは、
見事なフジヤマです

気持ち上のほうが、うっすらと白くなっているようですが。。。
ここで、昼食タイムとします。
仮設デッキの上のベンチに店を広げ、昨日の残りのコンビニおにぎりと
いつものリフィル。
やはりコーヒーは割愛して、時間短縮。
10:30千枚小屋を出発。
大休止の後ですので、意識してゆっくりと進みますが、
大した登りでもないのですが、ハァハァしながら登ります。
ペース作りに失敗しているのでしょう。
そんなハァハァしながら、

11:10千枚岳山頂着。
ここで先行していたカップルに追いつきます。
(実はこのカップル、昨日の夕食で隣に座っていたカップル 笑)
写真撮影を頼まれたり、少し雑談したり。
再び先行されます。
一人になった千枚岳頂上からの景色を楽しみます。
南アルプス北部の山並み。
一番手前左は塩見岳ですかね?
その奥中央は農鳥岳でしょうか?
更に右奥は何処でしょう?
正直、南アルプスの山並みが好きなワタクシ。
鳳凰山山行以来、萌えます 笑
ここからは、尾根歩き。
少々険しい道があるものの、終始景色に癒されながらの、快適ハイク・・・
・・・とは言いがたい、寒いハイク 苦笑
止まると寒いので、一生懸命歩きます 笑
程無く、丸山到着。11:45。
富士山が白くなっているのは、本当のよう。
それにしても、飽きの来ない距離で、連発する様々なピーク・・・
・・・秀逸な作りの山です 笑
そうして、やっとこさ
荒川東岳(悪沢岳)山頂着。12:10。
寒いのを我慢し(苦笑)、頂上の景色を目に焼き付けます。
まずは西。
詳しくは判りませんけど、立派な山並み。
中アのほうでしょうか?
そして、北・・・より、ちょっと西。
文字通り北ア。
北アは得ですね。トンガリくんで、すぐ判ります。
北は、
南アの北部。
塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、鳳凰山。
奥の二山は白くなっていますが・・・気のせいでしょうか?
そして南東には、やはり富士山。
と、ひとしきり景色を楽しんだあとは、長居無用。
止まっていると寒いので、早々に頂上を後にします。
13:10中岳着。
明日行く赤石岳(方面?)が見えています。
今日の目的地である荒川小屋まではあと少し。
残る体力を振り絞り、小屋でのビールのために急ぎます 苦笑
分岐点にさしかかり、迷うこと無く小屋方面へ進みますが、
後から気づきます。
その先の前岳に寄ってくれば良かったと。荒川三山未踏破です 

そんな分岐点からは、一気に下ります。
赤石岳(方面 笑)と、右下に荒川小屋。
14:00。目標より少し早く荒川小屋到着。
(写真は、振り返った小屋越しの前岳?)
従業員の方が、冬支度でしょうか?ベンチとかにペンキ(ニス?)を
塗ったりしています。
客は私独り。
受付をしてくれたお姉さんに、後続は居るかと聞かれたので、
カップル一組と男子3人組を抜いてきたことを伝えます。
さて、無事到着できたので、小屋の前にて・・・
・・・つづく
2011年10月04日
荒川岳(悪沢岳)山行その1(2011/9/23)
シルバーウィーク後半戦は、
南アルプス悪沢岳、赤石岳を縦走することにしました。
初日のルートは
畑薙駐車場 =(送迎バス)= 椹島 = 千枚小屋or赤石小屋
とりあえず、送迎バスで椹島まで行き、時間と相談することにします。
・・・が?
8:00すっかりと出発準備を終えバスを待ちますが、
待てど暮らせどバスは来ません。
駐車場の入口で待つこと10分ほど。
上の方から降りてきた車の方がゲートの管理人の方だったようで、
この先台風の影響で通れないと教えてくれます。
バスが来ないのはそのせいだったのか・・・と合点がいきますが、それなら
そうと言ってくれればいいのに(東◯フォレストめっ!
笑)

そのオジサン曰く、徒歩で行けないことはないだろう(だろう? 苦笑)と
いうことだったので、他に行くことも考えていなかったので、とりあえず
椹島まで歩くことにします。
あとは、椹島に着いてからルートを決めることにします。
てな訳で、改めて本日のルートは
畑薙駐車場 =(徒歩 笑)= 椹島 = 後は行き当たりばったり
です。
そんなこんなで、完全に出遅れた8:30。

畑薙の臨時駐車場より歩き始めます。
バスが来ないのが判っていたら、5時くらいから歩き始めましたのに・・・
・・・とか言いながら、この日の起床は5:50(爆
来ないバスを待っていた人たちと一緒に歩いて行きます。
ダム湖でしょうか?土砂ダムでしょうか?
かなりミルキーな色の湖面が見えています。
8:50畑薙第一ダムに到着。
雨がパラリとしたり、しなかったり。
ザックカバーをつけたり、カッパを着たり。
ダムのほとりを行くと、倒木が道を塞いでいて、
復旧作業をしている真っ最中でした。
なるほど、車は行けませんが、歩いてなら通れます。
作業している人に通してもらい、先へ進みます。
何しろ急ぎますので。
しばらく行くと、ゲートがあります。
これより先、一般車両通行禁止ってことですが・・・
「これより先?」
そうです。
ここまでは車で来れたんですよ。実は。
いや、判っていたのですが、駐車場の所に、
「これより先一般車両通行禁止」って書いてあったので、
それを信じて駐車場に停めてきたのですが・・・
地図上のコースタイムで1時間ほど損しました 

まあ、リアルタイムでは、そんなこと気が付かず、
ただ先に進むことを考え、ガツガツと歩きます。
やはり崖崩れしている所が見られます。
ここは車両が通れそうですけど。
さらに進んでいくと、重機が道を塞いでいます。
ゲートから続いていた轍の主でしょう。
やはり復旧作業中のようです。
オペレータらしき人が降りていたので、軽く挨拶して通らせてもらいます。
ここからは、まだ復旧作業が未着手の道となり、
もはや、道ではないですな。

林道の路面が滝壺 笑
ここらで、帰りのことが気になります。
・・・とりあえず椹島に行けたとして、明るいうちに
赤石小屋or千枚小屋に着けるのか?
もし、小屋につけたとしても、その次の日反対の小屋に行くとして、
3日目に椹島に降りてきて、そのまま畑薙まで歩く時間はあるのか?
などと、頭の中でシュミレーションしてみますが、確実性に欠けます。
一番確実なのは、2日目に椹島から悪沢or赤石ピストンで再び椹島。
最悪は、それで行こうと決め、とりあえず、12:00椹島を目標に歩きます。
12:00を過ぎたら、ピストン案にすることにします。
そうと決まれば、先を急ぐのみですが、
突如現れた立派なピークに、目を奪われます。
後で地図を見たところ、聖岳のようですね。カッコイイ山容です。
今年中に登っておきたかったのですが、もう小屋が閉まってしまったので、
諦めるしかないようです。
久しぶりに飛ばして歩きますが、無情にも目標時間の12:00経過。
諦めて、ゆっくり行くことにします。
急いで歩くと、なんか損した気分になりますしね。
ところが、そんなチンタラ歩いていくことしばらく。
突然目の前に大きな看板『椹島ロッヂ』の文字が目に入ります。
・・・ん?
12:30椹島ロッヂ到着。
30分の遅着に散々迷いますが・・・?
12:00に間に合わせようとしたペースに疲れてしまい、
また、カフェ(レストラン?)の前の『生ビール』の文字に・・・
椹島泊決定
爆

・・・と言う訳で、
翌日どうなったのか・・・?
・・・それよりも、この直後、どうしたのか・・・?
・・・続く 苦笑