2011年05月07日
甲武信岳山行(2011/4/29)
ゴールデンウィークを利用して、百名山ツアーを実行してまいりました。
その第一弾は甲武信岳(甲武信ヶ岳?)です。
今回は
毛木平=ナメ滝=千曲川水源地=山頂(往復)
という、山頂までの最短とされているルートです。
※ 記事中の写真はサムネイルです。クリックで拡大表示します。
山行前夜の28日。
職場から車に乗って寮まで帰宅。
バタバタと準備を済ませ、21:30出発。
慣れない都会の道を、地図を片手に疾走。
途中、工事渋滞に巻き込まれたり、何度か迷ったり・・・
毛木平に到着したのは、確か1:30ころ。
駐車場には既に10台くらいの車が。
その傍らに駐車し、例によって車中宴会を催し、そのまま車中泊。
5:00くらいだったでしょうか、周囲がバタバタと騒がしくなり起床。
往路を3時間半で見積もっていたので、そんなに急ぐ気も無いのですが、
周囲に引っ張られるような形でゆっくりと準備開始。
7:20予定より少し早めに毛木平の駐車場をスタート。

良い天気です。
序盤は車の通れそうな登山道をウォーミングアップを兼ねてゆっくりと
進みます。
「千曲川源流遊歩道」というだけあり、せせらぎを聞きながらの山行です。
シーズン序盤のためか、早くも障害物レースの様相(苦笑
第一障害「白樺の倒木」をくぐり抜けます。
9:00ナメ滝に到着。
私の直前を歩いていた方は、気づかずに完全にスルーしてました。
・・・それくらい地味でした(苦笑
それから、写真からも判るように、このあたりから残雪の上を歩いています。
第二障害「残雪」・・・クレバスに注意し進みます(んなもん無い 笑)。
橋の上にも雪が残っています。
軽アイゼンは携行していましたが、足が重くなりそうだったので、
行けるところまで登山靴のままで行くことに。
(オススメはしませんが。)
10:10千曲川水源地標に到着。
ガイドブックのとおり、遙か下の方で水流はなくなっています。
このあたりから登山道(雪の上)は斜度がきつくなり、また先ほど
クレバスなんて無いと書きましたが(確かにクレバスは無いのだけど)
気温の上昇により雪が緩るみ、落とし穴のように雪を踏み抜くことが多発。
第三障害「無限落とし穴」・・・苦笑
そんなムチウチになりそうな障害を乗り越え、
ようやく頂上へと繋がる稜線へ。12:40。
ここからは木々の間からの眺望に癒されつつ進みます。
方角的に金峰山と瑞牆山でしょうか?
そして、突然目の前が開け、
第四障害「ガレ場」
ということは、頂上まであと少し。
10:50甲武信岳山頂到着。
天気も良く、若干雲が多いものの、いい眺めです。
遠くの方に雪を載せた山々。
南アルプスあたりでしょうか?
それから、先程から見えていた、
金峰山&瑞牆山。
残念ながら富士山は、その頭を雲の中に隠していました。
ひとしきり景色を堪能しますが、どうにも空腹に勝てずに、
昼食をとろうと甲武信小屋へ行くことにします。
頂上滞在時間は10分ほど(苦笑
雪上の下りに苦戦しながら、11:10甲武信小屋へ到着。
ちなみに、ここまでノーアイゼン。
例によって、まずはバッヂ購入。
そして木製デッキの上で店を広げようとしていると、
小屋の方がテーブル(イス?)を出してくれて、それを少しお手伝い・・・
・・・その時大事件発生!
端っこに避けていた自分のザックを取ろうとしたときに、
野鳥にエサをやるための台に頭を強打。
その弾みで後ろに転がりそうになったところを立てなおそうとして・・・
・・・足をつる・・・いわゆるこむら返りorz
頭も痛いし、足も痛い、そして何よりかっこ悪い。
・・・しばらくの悶絶・・・
そして恥ずかしかったので、何もなかったかのように昼食タイム。
そんな事件があったため、少し長めに休憩をとり、
下りはさすがにコワイので、軽アイゼンを装着して12:00再出発。
山頂に再到着12:20。
再び数枚の写真を撮りますが、雲行きが怪しくなってきましたので、
早々に下ることにします。
山頂直下のガレ場を下り終えた頃でしょうか?
空からチラホラと白いモノが・・・
先を急ぎます。
12:40尾根道との分岐点通過。
雪は更に緩み、ズブズブ。
中々ペースが上がりません。
12:50水源地標通過。
ドンドン先へ進みます。
ナメ滝通過は13:40。
14:50毛木平駐車場に到着。
予想外の残雪、そして小屋での事件(苦笑)などありましたが、
無事山行を終えることができました。
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