2011年09月29日
穂高岳山行その1(2011/9/18)
焼岳山行の翌日。
予定通り、穂高へ登ります。
ルートは、
横尾 = 涸沢 = 北穂高岳 =涸沢岳 = 穂高岳山荘
横尾から本命の涸沢を通り、北穂高に登って穂高岳山荘に泊まります。
※記事中の写真はサムネイルです。クリックで拡大します。
多少飲み過ぎで迎えた朝(最近いつも 苦笑)。
4時頃にベッドから這い出でて、小屋前のベンチの一角でコーヒーを
飲みながら出発準備を整えます。
やがて5時になり朝食。

北アの小屋の食事は何処へ行っても美味しいと、どこかで
見知らぬオバちゃんに聞きましたが、普通に旅館で出されるような朝食。
朝食後、再び小屋の前に戻り、最終的な準備。
昨日とはうってかわって、天気がよさそうです。
予定通り6:00出発。
山荘前の吊り橋を渡り、歩き始めます。
序盤は、ほぼ平らな樹林帯の中の登山道。
やがて川沿いに出ると、左手に大きな岩峰が現れます。
屏風岩でしょうか?
なおも平坦な道を進み、多くの人が休憩する本谷橋へ着いたのは7:00。
ほぼ地図の所要時間通りでしたねぇ。少しゆっくりしすぎたでしょうか。
出発して1時間ほどですし、斜度も少なく、疲れていないので、
スルーして先へ進みます。
本谷橋を渡ると、多少斜度が増してきます。
この頃になると、上から降りてくる人とすれ違うこともしばしば。
涸沢泊まりの方々でしょうかね?
8:00涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐に到着。
途中、ガスに包まれたりもしましたが、写真の通りの天気。
ただ・・・紅葉はまだのようですね。
どちらに進もうか悩みましたが、北穂に進むので、より近い小屋の方へ。
分岐点から少し上がると、石畳のような登山道となり、周りも開けます。
あたり一面テン場のよう。
うっすらとかかったガスの向こうにカラフルなテントと雪渓。
涸沢を満喫しながらゆっくり進み
8:15涸沢小屋に到着。
いつもならば、大して休憩も取らず、エネルギー補給のみして、
先へ進むところですが、そこは憧れの涸沢。
小屋前のベンチに腰掛け、景色を楽しみなたらオヤツタイムとします。
30分ほど休憩し、いよいよ北穂への急登に挑みます。
すっかり休めた体を、再び有酸素運動へ持ち込むため、
序盤は意識してゆっくりと進みます。
その間、沢山の人に先に行かれますが、慌てず、急がず。
やがて有酸素に切り替わり、調子よく登って行きます。
大して登っていないと思っていても、先ほどのテン場も遥か遠く。
せっかくの好天。
周りの景色を堪能しながら登ります。
雪渓と方向的に前穂ですかね?
途中、クサリあり。
ハシゴあり。
ライチョウもお出まし

今回は女の子のよう。
先週登った常念岳も見えています。
先週は常念から穂高を眺め、今週は穂高から常念を眺める・・・
・・・なんだか不思議な気分。
・・・と景色を眺めながら写真を撮り撮り進み、10:55北穂高岳山頂着。
丁度、鋭い槍の穂先が見えています。
周りの景色も最高です。
悪い天気を覚悟しての山行だったため、喜びもひとしお。
ひとしきり景色を堪能し、小屋へ行ってみたりした後に、
山頂の岩陰で昼食タイム。
2日目昼メニューは、リフィル&アルファ化米。
後から写真の時間を見てビックリ。
山頂滞在は珍しく1時間半にも及び。
12:20今宵の宿である穂高岳山荘を目指して、北穂山頂を後にします。
ここからは、軽快な尾根歩きかと思いきや、
岩登りあり、クサリあり、ハシゴあり・・・
その都度、渋滞

まあ人が多いので、仕方ないことではあるのですが。
しかし、何故かタイミングよく譲ってもらいます。
その都度、健脚扱いされ困ります・・・

最後の最後で、大渋滞を従えたパーティーに譲ってもらうと、
そこから先は先行者の姿はなく、快調に歩きます。
14:00涸沢岳到着。
むむむ?・・・真っ白だぞ?笑
景色も無いので、先へ進もうと下り始めると、すぐに小屋が見え
14:15今夜の宿である穂高岳山荘へ到着。
さあ、今日もいつもの・・・
・・・つづく