2014年02月06日
利尻山山行(2013/8/12)
コンバンハ

真剣に長野へ移住しようかと考えてるモノです・・・意味深 笑
さて、昨晩は近況報告ならびに、冬山の模様をお届けしましたが、
本日は打って変わって盛夏のネタ。。。
しかも、昨年の夏休み。。。
そうです、久々の百名山ネタでございます。
プロローグ的な記事は以前書いておりましたが、今回はその第一弾。
利尻山の模様をお送りします。
・・・そうです、2013年夏休みは、北海道ツアーを敢行してまいりました。
ルートは、ガイドブックにならって
沓形登山口 = 三眺山 = 山頂 = 長官山 = 北麓野営場
沓形コースを登り、鴛泊コースで下山します。
※ 記事中の写真はサムネイルです。クリックすると拡大表示します。
送迎付きの宿泊プランでしたので、宿の車で登山口へ。5:30着。
とりあえず出発準備をしつつ、宿で持たせられたおにぎりで朝食。
そして、朝の儀式・・・
トイレに行きたくなったので、車道を少し登ったところの駐車場へ。
綺麗なトイレがありました。
・・・が、ガランとした駐車場。。。
1台の車もなく、他に登山者が見当たりません。
・・・大丈夫でしょうか? 冷汗
後戻りもできませんので、気を取り直して登山口にもどり5:40出発。
利尻島には居ないということは聞いていましたが、あまりにもひと気が
なく不安でしたので、念のため熊よけをつけ登り始めます。
・・・チリンチリン♪
踏跡ははっきりしているものの、お世辞にも整備が行き届いたとは
言いがたい登山道。
その両脇からせり出した草木らが蓄えた、昨日の夕立の雨粒を容赦なく
浴びせられます。
直接雨には当たらなかったのに、降られたのと同じくらい・・・
・・・いやっ!
・・・それ以上濡れました

6:30。六合目五葉の坂に到着。
振り返ると、裾野が見えています。
・・・雲が多いですね 汗
海までは見えてなかったと思います。
この先、天気が持ってくれれば良いのですが。
だいぶ水は減っているようですが、雨が降っていたら登るの大変そうです。
っていうか、今のままでも歩きにくい。。。
ここで、2つ目のおにぎりを口にしながら、ひとやすみ。

振り返ってみると、先程よりもだいぶ雲が減って、眺めがよくなってました。
これは、期待できるかな?
避難小屋のあたりから、尾根道となり、礼文岩、夜明かしの坂と灌木帯の
中を進んでいきます・・・只々真っ白な空間を 苦笑
きっと、天気が良ければ良い眺めなんでしょう。
そんな五里霧中でも、ちょっとした雲の切れ間より
こんな、ちょっとした雪渓もお目見え。
山の立体感が伝わるでしょうか。
三眺山の少し手前あたりから、これから進むルート。
吹き上げる風とガスで、幻想的な風景を創っています。
まあ、ヤマには割りとありがちですけどね。
そして、三眺山へ8:40着。
ここで確か九合目。
・・・とはいえ、地図を見るとあと1時間30分ほどかかるようです。





結構ハードですねぇ 苦笑
三眺山からは斜度が落ち着きますが、今度は酷い藪こぎ。。。
何故か、所々刈払が行われています。
踏み外すと危ないところだけ刈ってある感じでしょうか?
9:05『親知らず子知らず』という場所にさしかかります。
今朝送ってくれた宿の人も、落石に注意と言っていた場所。
現に、気合を入れ直して臨もうとしたワタシの目の前を、カラカラと落石が。
(目の前と言っても、何十メートルも離れてましたけど)
上を気にしながら、一気に渡ってしまいます。
9:30ようやく鴛泊コースと合流。
一気に人口密度が上昇します。
・・・そういえば、同じ宿だった人も、鴛泊から登ると言っていたっけ。
ココからは、ザレた火山灰の上をいく登山道。
山肌がエグれてしまっています。
ガイドブックにもありましたが、少々考えて登らなくてはなりませんね。
山頂到着9:45。
写真の如く、いつものガス模様 苦笑
・・・でしたが、いくらでもない滞在時間の間に、
こんな晴れ間も。
しかしながら、景色が楽しめるような晴れ間は期待できそうもありません。
ちょっぴりのカロリー補給の後、10分ほどの頂上滞在を終えます。
まだまだ登ってくる人の多いザレた登山道をひた下り、
沓形コース分岐点を帰路は鴛泊コースへ。
10:40頃に利尻山避難小屋、10:50に長官山を、それぞれ通過。
頂上にガスをもたらしていた雲の下に出たのでしょうか?
薄日も差してくるようになります。
第二見晴らし台を通り過ぎ、第一見晴台の少し上のあたりの眺め
だいぶ晴れてきましたが、山頂方面を見上げると、すっかり雲の上です。
とっとと降りてきて正解だったようです。
宿に連絡を入れて迎えに来てもらうことにします。
・・・そして、いつものバッヂ問題 苦笑
携帯で調べたところ、野営場の売店にあるとのことでしたが、
管理人の方に聞いてみましたが扱っていないとのこと。
まあ、当日も余裕があったし、翌日も移動日で時間的余裕があったので、
あっさりと諦め、一路宿へ。
宿で汗を流させてもらい、暇つぶしに行った空港で、無事にバッヂゲット。
この日も、豪華海の幸を肴に、旨いビールをタラフク頂きました。
翌日は移動日。
昼くらいの便でしたが、足(車とかね)もなく、行きたい所もなかったので、
宿を出てすぐに空港へ。
期待していた土産店や食堂も開店前。
只々無駄な時間つぶし。
温泉でも行けばよかったと軽く後悔。。。
そして、ようやく開店した食堂で利尻昆布ラーメンだかを食べ。。。
時間になり、飛行機へ搭乗。
空港で待っている時は、雲の中でしたが、離陸した飛行機の窓から、
雲の上に頭を出した利尻山の全容を拝むことが出来ました。
・・・シートベルトのサインが点いている時間でしたので写真は
撮れませんでしたが。。。
・・・っていうか、一日行程がズレていれば、きっと素晴らしい景色が
拝めたに違いありません。。。